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明けましておめでとうございます。 字だけからみても、かちりとあらたまった、引き締まった印象のする2010年。 素晴らしき出会いと出合いと充実とで、新しい年を満たせますように。 新年の外食事始は、気になっていた中華のお店へと。 期せずして食べ納め同様、カウンター+二卓のつくり。 松涛からこちら、このつくりのお店に満足し続きですが、ここも果たして。 ほんと、何となくの気分ですが、新年初の外でのお食事が中華って、 おめでたい感じがしていいなあと年末に予約を入れたときからうきうきしていたんですが、 大満足の、幸せな気分でお店をあとにすることができました。 まずはプロセッコをハーフボトルで頂きながら、アラカルトで気になるものを 次々にオーダー。季節ごとのメニューや本日のおすすめもいろいろとあって楽しい。 ピータン豆腐(ふわっふわ!円筒状の形になっていて、 ピータンは中に入っているんです。わさスペシャルと書いてありましたが、 これは他にはないわー。ピータンとそのほか旨味のものが中に、 上にはたっぷりと葱やらピリ辛のソースやら)、 富有柿と生ハムのクリーム和え(名前そのまま、目の前で調理を見ていても、 シンプル(に見える)な一品。が、組み合わせの妙!三者が口のなかで 合わさった時の味わいったら!)、 白子のソテー (絶品。白子をこんなに美味しく食べたことはないかもしれない。 苦手な食材の部類なんですが、メニューにあったスペシャリテ的な一言についオーダー。 してよかった・・!気づけばカウンター内、全席オーダーしてました)、 このあたりでシチリアの白をボトルで頂きつつ、 (その直後、「生のマスタードです、ワインのおつまみに」とひとくちマスタードが。 生って自家製ってことかしら??フレッシュでつんとした感じの全くない名アテでした) 栗ときのこのオイスター炒め、 (小ぶりできゅっと味の詰まった栗+きのこにかぼちゃに さつまいもに・・と‘秋冬の味覚’感満載の一皿。 お肉やお魚が入ってないのに、かなりの食べ応えが)、 アンコウのスープ (コラーゲンたっぷりの但し書きの通り、とろっとした濃厚なスープ。好きです)、 五香粉入り肉餃子 (当然ながらですが、香りがスバラシ)、 三元豚の黒酢豚 (根菜やピーマンがごろんごろん、ざくざくと。甘みとほんのひとさじの酸味と 柔らかな豚のマッチングがもうもう・・)、 こちらも名物という、飛騨牛のそぼろ入りの汁なし担々麺 (ぶれぶれで失礼・・。ザッツ絶品!絶品の連発で申し訳ないですが、ほんとに。 薬味がたっぷりで辛さがマイルドなのが自分的に非常に好みにぴったり。 逆にいうと、しびれるくらいの辛さを求める人には物足りないかも。 自分はしびれるくらいより旨味がじわっと感じられる中華のほうが好みなので こちらのは好みにビタリ)、 ハムユイのチャーハン、咸魚炒飯 (当然ながらかなり塩の強めな。お酒を飲む人に特におすすめ)、 杏仁豆腐(これもふわっふわ。ふわふわの豆腐にはじまりふわふわの豆腐で〆る的な。 あっさりとした甘みで、これも好みビタリ)。 ・・食べたねー(笑)。 ネギをはじめ香味野菜の使い方、辛さの具合、塩のきかせ方・・ 諸々がツボにぴたぴたっとくるお料理の数々(岐阜・・行ってみたし)。 店主さんご夫妻の作り出される空気感も心地よく。 新年を寿ぐにぴったりの美味を、気持ちよく頂くことができました。 ことほぎ、言祝ぎ、言寿ぎ。 にんげんを成り立たせるに、言葉の持つちからによるところが大のわたくし (とはいえ、そんなこといいながらこのブログの駄文たちは何!? って感じなんですけどね・・)。 美味を頂きながら新年を祝いつつ、 今年はこれまで以上に、様ざまな意味でそこに力をこめていきたいなと。 2010年もどうぞ、よろしくお願いいたします! ※年末年始の読書は次郎さん三昧。(浅田ではないですよ、 SHIRASU先生です)評伝にビジュアルブックにプリンシプルのない~に・・。 ほぼ読み返しものばかりですが、改めて、やはり粋。そして痛快。 (特に、透徹された‘プリンシプル’から放たれる鋭い提言たちには、 言っても詮無いことですがこの方だったら 現在の政経をどう見られるのかと思わずにいられない) 新年から何ですが私も「葬式無用、戒名不用」希望だなあ。 今年は久しぶりに無相荘行くべしか・・。 同じくして、ウィリアム・モリスと前川嘉男さんの言葉に己を ますますに省みる。言葉のちから云々同様、考えや思い描く‘よき’ものを いちばん身近な始点から具体/具現化していきたいものだなあと。 もちろん、諸々が息切れするペースではなく、 地に足つけて、お腹に力を込められるペースで。
by breadandmore
| 2010-01-04 05:32
| 中華
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