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もともとかねてよりの念願だったヴィラ泊ですが、 二ヶ月前予約を入れたときは、まさか自分がこんなにしみしみしていようとは。 ・・というわけで、余計に「予約入れといてくれてありがとう、自分」という気になった 少し早い春のうた、in和歌山。 ちょこっと迷って、暗くなってからの入店。すぐにお部屋へと案内してもらって、 いろいろな意味で安堵のため息をつく。 階段をのぼり お部屋、 シェフ&マダムと共用(時間は区切られているので顔をあわせることはないんですが)の リビング。 はらぺこゆえに、すぐに階下のレストランへと。 ディナーは野菜のコースと季節のおまかせのコースの2種。 それは春のメニュウ、頂くでしょう。‘nostre specialita春’。 まずはグラスでスパークリングを頂きつつ(フランチャコルタではなかった、 かといって、もちろんプロセッコでもなく)、おすすめ頂いたヴェネトの褐色白を ボトルで。ダビデ・スピッラレ、ビアンコ・ルーゴリ。 かのマウレ氏のお弟子さんだそうな。 なるほど、お出汁のような。が、もっとぐっと万人に飲みやすい。 まずは和歌野菜(和歌というか、自家製というか)のバーニャカウダ。 自家製パンもしみじみ美味し。 アンティパストに緑アスパラ(太さが素晴らしい!)と鰤、ムール貝、うど、苦味野菜。 海の幸山の幸ってこのことかろう。有体な表現ではありますが、野菜が 活き活きしてるのね。 菊芋のスープ。香ばしくて、香ばしくて。 自家製パンももう少しほしいよ~。 ドン・アルフォンソの躍如、鴨と葉牛蒡のジーリ。 この弾力ったら! ぺッシェ、近海の魚と新じゃが、新玉、新にんにく。 野菜と魚が、対等に真っ当に、等価に対峙する瞬間。 で、どちらも一歩も譲らないのだ。 メインはかつらぎの猪と筍、わらびのソース。 出汁ガルガーネガをつぎつぎに飲み進めたせいで、 お写真ございませんが、青海苔がごときわらびのソース、 くさみのない猪、しゃきりとした筍とげにぴたりとした相性でしたよってに。 ソルベのあと、ガトーショコラ、カモミールティーとともに ラングドジャ、ショコラのスープ。 堪能紀伊のヴィラ。 堪能早春の賦。 ボディブローのように後から後から夢の余韻が響く。 で、夢は早朝へと。
by breadandmore
| 2010-03-16 00:48
| イタリアン
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