カテゴリ
全体 パン(都内) パン(関西) パン(その他東日本) パン(その他西日本) パン(お取り寄せ) パン(海外) イタリアン フレンチ 和食 中華 その他各国料理 スウィーツ カフェ おみや その他デリなど おうちごはん+お取り寄せ 海外ごはん JUNKIE A GO GO 食いしん坊の書架 私的殿堂入り覚え書き 未分類 以前の記事
フォロー中のブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ハッピーバースデー、おめでとうーじーぶーんー、 と卓球氏の声が聞こえてきそうな休日。 本当にたっまたま、期せずしてシェフも来日中。 ホテルならではの落ち着いたお店の雰囲気に 「●山のときよりも素敵だと思います」とつい言ってしまったら 「me too」って(笑)。 変なモダン意識が消えて、客層も落ち着いた印象(年配のカップルも多し) で、地に足の着いた感じ。 乾杯はルイ・ロデレール。 (青山の時はアンリオだったな) シャンパーニュに合わせた突き出しが3品出て、コースへと。 青く照らされた東京タワーを見ながら、数年前まで毎日のように この姿を通勤時に見ていたなあと感じ入る。 突き出しは三種。 ナンだったか失念ですが、さくさくとしたパイに ほうれん草のフィナンシェ、エストラゴン風味のギモーヴ。 自家製パンも三種。栗粉のパンにバターをたっぷりと練りこんだパン、 カンパーニュ。バターはエシレと自家製のクレソンを練りこんだもの。 クレソンは栗のパンと相性がよいと進められるが、この組み合わせが 危険で早々にお替り(笑)。 まま、メニューはサイトにも出ているので改めてもなんですが。 コースはESQUISSE、ダイスのリースリングをボトルでオーダーしつつ。 小前菜に パースニップスのシャンティ、カラスミを添えて(カラスミの気前のよさったら!)、 バターナッツのアイスクリーム(ほとんどオレンジ色。濃い濃い)、 フレッシュハーブの香る豚足と豚舌のコロッケ(旨味たっぷり、衣はさくさく)、 サラダ菜のスープ、パルメザンのアクセント(本当にサラダ菜だ!)、 水タコとオリーブのマリネ、アンチョビとオスキスと共に(イタリアンのリストランテで 供される一品のよう。水タコは至極柔らか)。 海のメインは帆立。三種のバリエーション。 こちらに見えるがロースト、栗のヴルーテ、カリカリにした栗とシナモンスティックを添えて。 アミノ酸的な旨味と栗の渋甘さのかけあいが素晴らしい。 ダイスのリースリングのエレガントな甘さもそこに相乗するわな。 このほか、爽やかな アスピック仕立てにしたタルタルゆず風味、紫蘇のクリスタリーヌ (紫蘇はセミドライにしてあるんだよねえ。こういうひと手間のかけかたが)、 クリーミーな蒸す、レモングラスと蜂蜜の香るブイヨンとともに。 (レモングラスと蜂蜜!各々が高めあう絶妙の仕立て。クリエイティヴィティ) お肉は仔牛。 骨付きあばら肉とローストキャベツのエチュべとトランペット茸、 セップのクリームを添えて。 ミルフィーユ仕立てっぽくなっているので、見た目よりもボリューミー。 こりこりとした食感のトランペット茸もおもしろい。 このあとに、デザートと(これも果実→爽やかなムース→ビターなチョコレート系と 流れが秀逸だった)ハーブティーを楽しみ、最後のコートを待つ間にも 小さなグラスが供されて。 地上から遥か上の小さな世界。 夜だからかな、全ての雑音的なものが消え去って、 窓の外は東京の明るい闇ときらきらしたにんげんの光だけ。 シェフの言うとおり、ここの場所でよかったと思う。 着実に、大切に、ここからたくさんのストーリーが 生まれていくんだろうなあと思いながら。 ハッピーバースデー、遅くなりましたが、この場所にこの地に 改めてのreborn。 ※二階のショップでもパンも購入。 (スウィーツ、デリ、パンが購入できます。唐草模様のケーキや ピンクのパンサー柄のケーキにはびっくりしたけど~) チーズとセサミのルヴァン。 なかなかにみっしりかつなめらか。これだけのために、という感じではないけど、 上空で(笑)食事する機会があればぜひセットで購入していきたい。
by breadandmore
| 2010-11-16 00:56
| フレンチ
|
ファン申請 |
||